【新唐人2013年10月18日付ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信社が最近発表した、金正恩(きむじょんうん)第一書記の写真にねつ造の疑惑がもたれています。金第一書記が まもなく完成される平壌の児童病院を視察していますが、両足が地面から浮いています。北朝鮮によるねつ造写真は今回が初めてではありません。韓国ソウルからの報道です。
朝鮮中央通信社が発表したこちらの写真。幹部たちが金第一書記の指示に耳を傾けながら、一生懸命メモを取っています。北朝鮮ならよくありがちな光景ですが、よく見ると、皆さんの足が地についていません。また、写真の光と影も不自然なのがわかります。
国際メディアからも、これは合成写真の失敗作であると指摘されています。中国のネットユーザーらはさらに、写真を再合成して、北朝鮮当局を風刺しています。
北朝鮮は先月にも金第一書記とアメリカの元MBA選手デニス・ロッドマン氏との会談の写真を合成しましたが、写真の中のロッドマン氏の右手の下になんと3本目の手が映っています。ペンを持っていることから、写真から消された通訳の手ではないかと思われます。
こちらは今年3月、北朝鮮の軍事演習の写真。映っている7隻のホバークラフトのうち、3隻は後から貼付けたと思われています。また、2年前の水害の際は、国際社会からの援助を獲得するため、被災状況を誇張したねつ造写真を公表しました。
今年7月、朝鮮戦争休戦60年を記念して平壌では軍事パレードが行われました。しかし、パレードに登場したロシア製大型ジェット輸送機II-76(イリューシン76)は、民間用の貨物機をペイントで偽造したものではないかと疑われています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/10/16/atext985371.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)